「恐山」イタコの口寄せに行列 夏の大祭始まる日本三大霊場の一つとして知られる青森県むつ市の「恐山」で20日、夏の大祭が始まった。菩提寺では、イタコが死者の言葉を伝える「口寄せ」を行い、早朝から大勢の参拝客が集まった。
イタコは厳しい修行を積み、死者の魂を呼び出すことができるとされる女性。境内に張られた小さなテントの中で、イタコ4人が数珠をたぐりながら祈り、死者の言葉を伝えていた。
昨年妹の夫を亡くしたという群馬県藤岡市の理容師関口時雄さん(73)は「突然の死で別れを告げる間もなかった。今日話すことができ、心が晴れた」とほっとした様子だった。
参拝客は、霊を慰めるという風車が置かれた岩の多い荒涼とした参道をたどり、所々に祭られた地蔵に手を合わせた。夏の大祭は5日間で、例年約3万人が訪れる。







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