神秘学

イシスとオシリス

ともにエジプトの神で、錬金術の根源的役割でありプラスとマイナスの２極を象徴している。
両者の完全調和によって四大元素と精霊が生まれ、万物が生成する。

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アレクトアル

魔法の鉱物薬のひとつ。
年をとったキジの体内から見つかる白色の石で、これを持つと安楽な人生を送ることができる。
口にふくんで喉の渇きをおさえる薬としても使える。

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アレクサンドリア時代

マケドニア王アレクサンダーは、紀元前4世紀ごろ、地中海からインダス河にまたがる大帝国をつくりあげ、ナイル河口に大都市アレクサンドリアを建設した。
アレクサンドリアは世界最大の図書館をもつ文化都市で、魔術の研究も盛んだったため、この時代に魔術は大いに発展した。

アルカヘスト

万物融化液のこと。
アルカヘストが万能薬として有効であるといったのはパラケルススであったが、それを公表したのは有名なベルギーの医者で錬金術師のヤン・バプティスタ・ファン・ヘルモントである。

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アゾート

今日では窒素のことだが、錬金術的用語では終末と発端の合一を意味する。
たぶん終末と発端との間に内包されるすべてをさすのであろうが、このアゾートという言葉はアルファベットの始まりのA、ラテン語の最後の文字Z、そしてギリシア語の末尾Ω、ヘブライ語の同じ最後のThをたくみに組み合わせてできた言葉である。