オカルト情報館
 怖い話

体験談19




栃木県のとある旅館にて、の話です。
旅館の構造は、日照権の問題等で、建物が欠けているようなマンションがあると思いますがそれをイメージして下さい。
私が1人で旅館に泊まる事になり、最初は一人っきりだからと、テンションも上がりまくっていました。
猿もいるし川もある。景色は良いし静かで良い所で文句のつけようが無いそんな旅館でした。
なんやかんやで、後は寝るだけとなったので、眠ろうとウトウトした時でした。
「どたどた」と、天井から足音のようなものがしばらく聞こえました。
最初に書きましたが建物が欠けているので、上で猿が騒いでいるのだと思いそのまま眠りました。
そして翌朝になって女将がご飯を運んできたときに、足音の事について話すと、それはおかしいと言われました。
なぜなら私の部屋の上にはちゃんと部屋があるというのです。
でも、私は最初に書いた欠けている部分に私の部屋があると思っていました(外から見て確認もしました)ので不気味に思い部屋を変えてもらいました。