心霊スポット名:幽霊カーブ(ゆうれいかーぶ)
瀬戸内海に沿って走る海岸線に『幽霊カーブ』と呼ばれる一部急なカーブがある。
このカーブでは自転車やバイクの事故が多発しているという。
急なカーブのためスピードの出しすぎによる事故に思われがちだが、体験談としては、このカーブに差しかかったところでなぜか急にスピードが落ちてしまい、後ろには誰かが乗っているような感覚があるのでおそるおそる振り返ってみると老婆が乗っているという。
それにびっくりして事故が起きてしまうのだ。
その老婆は離れることなく家まで憑いてくるともいわれている。
過去に、このカーブで老婆が車にはねられて亡くなったという話もあり、その事故死した老婆が霊となって現れたのだろうか。
霊の目撃談は老婆の他にも、小学生ほどの少年、子供を抱いた若い女性、若い男性と様々。
うわさによると、このカーブの海沿いの谷には6畳ほど小さな小屋があり、その小屋は疫病の疑いがある患者が隔離するためのものであった。
伝染を恐れたため、その小屋に入った者は出ることはできず、食事すらもらえないで死を待つのみであった。
小屋はだいぶ昔に撤去されて無くなったが戦前まで使われていたという。
この病人小屋に隔離され亡くなっていった人たちの怨念がカーブでの事故を起こしているのだろうか。
場所:岡山県倉敷市玉島黒崎南浦
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