幽霊街道

幽霊街道

心霊スポット名:幽霊街道(ゆうれいかいどう)

打合橋から尼子谷橋にかけて「幽霊街道」と呼ばれている道路がある。
打合橋は京都府道40号下鴨静原大原線と京都府道38号京都広河原美山線が重なっている場所にある。そこから尼子谷橋の間で過去に霊の目撃情報が多発している。

昭和49年7月、23時ごろ、区役所職員が車で静原町への帰宅途中、鬼谷橋のあたりで30歳ぐらいの女性が手をあげて走り寄ってきた。とっさに急ブレーキをかけたが間に合わなかったのか「ドンッ」と車に当たる音が聞こえた。しかしそこには女性も誰もいなかったという。
昭和50年9月、23時ごろにも同じ場所で静原町住みの主婦が車で帰宅途中に道端に立つ女性を見つけ、放っておくわけにもいかず車に乗せてあげて走っていたところ、その女性はいつの間にか消えていたという。
このような気味の悪い幽霊との遭遇事件が13件ほどあり、昭和51年6月16日の京都新聞にも掲載されたという話だ。
目撃された女性の霊はいずれも30歳くらいで同一の女性の霊とみられている。
一説には、ある女性が誠心誠意つくした男にフラれてしまい、ノイローゼになって車道に飛び込み車にはねられて死亡したということがあった、それからその女の霊が現れるようになったという話がある。
車にはねられたこの場所で自分を捨てた男を今も恨み続けているのだろうか。

場所:京都府京都市左京区静市野中町

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