肉体とは別に人間や動物の個性のよりどころとされているもの。
特に人間の死後のそれをいう場合が多い。
霊魂の存在を証明するのはきわめてむずかしい。
というのは、仮に霊魂が存在するとした場合どんな性質をもっており、またもっていないかを前もって論理的に決めることが出来ないからである。
重さがあるという人もいるし、ないという人もいる。
目に見えるという人もいるし、見えないという人もいる。
これでは霊魂の存在を証明するかのような現象が現れても本当にそれが霊魂の存在の証明になるのかどうかを決めることはできないのである。
なお、一部の心霊主義者によると霊魂には人間や動物のものだけでなく妖精に代表される自然霊や神霊なども存在するという。