人間の性と関係があるとされる未知のエネルギーで、性のオルガスムスにちなんでオルゴンと名づけられた。
発見者はウィルヘルム・ライヒ(1897~1957年)。
ドイツ生まれでナチスの弾圧のためにアメリカに亡命した世界的な心理学者である。
オルゴンは青色、あるいは青味がかった灰色の光体で細胞内や赤血球にもみられる。
オルゴンは特別な装置で集めることもできる。
それがオルゴン・ボックスで内側を鉄板で張った木の箱といった構造。
有機物がオルゴンを引きつけ、金属がオルゴンを引きつけてからはね返すという性質を利用したものらしい。
またオルゴノ・スコープという、オルゴンを拡大してみる望遠鏡のような装置もある。
ライヒのオルゴン理論の最大の成果はクラウド・バスターという気象コントロール装置だろう。
この装置は雲を散らしたり雨を降らしたりできるといわれている。