意識では知覚されてないほどわずかな刺激を、いつの間にか潜在意識が感じ取ってしまうこと。
実験条件が不完全なESPなどの実験では、このことがしばしば誤った結果を生むことがある。
初期の実験によると、前にいる人の瞳に映った小さな画像を読んでいた例や、考えていた言葉のとおりに無意識のうちに唇が動いていたのを、これまた無意識のうちに相手が読み取っていたという事例がある。
実験条件を改善することにより、実験結果がはっきりと変化するため、識閾下知覚の存在は疑いようがないものになった。
自宅でのESP実験などでは、ストーブの反射板のような反射物に注意が必要だ。