手に持った占い棒(Y字形の木の枝など)や振り子などの動きによって地下の水脈や鉱脈などのありかを探ること。
大昔から行われてきたものでアメリカの海兵隊もベトナムで地雷や落とし穴などを探すのに利用したといわれる。
旧ソ連でも「BPE法(生体物理学効果法)」と呼ばれて実用化されているという。
実際に占い棒が動くのではなく無意識のうちにダウザー(水脈占い師)が動かしているのだともいわれている。
それが的中する理由については、ESPの一種だとも、地球の磁場のわずかな変化を感じ取っているのだともいわれるが、科学的に実験を行うと不思議に的中しなくなる。
なかには「マップ・ダウジング」といって現地へ行かずに地図の上を探っただけで水脈などを発見する人もいる。
日本でも水道局などで、L字形に曲げた2本の針金(「コックリさんの」の愛称で呼ばれている)を使って、その動きで地中の水道管を探しだす場合がある。
これは正式には「パイプ・ロケイター(水道管探知機)」と呼ばれる水脈占いの一種である。
このように占い棒や振り子など、手に持ったものの無意識な動きによっていろいろなことを知る能力を総称して「レイディアステジア(放射線感)」という。