ウソ発見器をサボテンなどの植物に接続すると、まわりの人間や植物の感情に植物が反応するという現象。
その植物の世話をしている人だと、遠方にいても反応する場合もあるという。
元CIAの尋問官で、ウソ発見器に関するアメリカ有数の専門家であるクリーヴ・バクスターが1968年に2年来の研究の結果を発表したのがきっかけで「植物のテレパシー」として一躍有名になった。
しかし同様の研究を行ったのは彼が最初というわけではなく、今世紀初めのインドの植物生理学者ジャガディス・チャンドラ=ボース卿がいる。
電極のつなぎ方など、実験条件の不備による誤った実験結果を信じているだけだとする人もいるが、旧ソ連でも同様の現象が確認されたといわれており、旧ソ連の科学者たちは、植物の中に人間の脳細胞に似た組織があるのではないかと考えているという。