1975年に、医学畑出身の超心理学者ウォルター・ジェイ・レヴィ博士が行った、ネズミを用いたPK実験に、実験装置使用上の不正が発見された事件。
レヴィ博士が新進のかなり期待されていた学者だったので、内外に大きなショックを与えた。
しかし、この不正を発見し、告発したのが博士の共同研究者であったため、かえって、超心理学は超心理学者たちがお互いの不正をかばいあって成り立っている”なれ合い”の学問だ、という否定論者の不当な攻撃が誤りであることを、改めて裏付けることにもなった。
レヴィ博士はこのたった一度の不正のために、事実上の学会追放処分になっている。