病院で亡くなる一部の患者が共通して言うことがあるという。
「昨日小さい子と遊んだ」
「昨日いたのは誰の孫?」
など、普段はいない小さな男の子と遊んだり話していると、その後すぐに亡くなってしまうという。
病院でこれを見ると死期が近いという噂なので気を付けたほうがいい。
看護婦さんや周りの人には見えていないので死期が近い人にだけ見えているようだ。
多くの人がイメージする死神というと鎌を持った骸骨だが、前述したように小さな男の子の姿をしている場合もあるのかもしれない。
病院によってもいろいろ違いもあるらしく、横浜のとある病院では赤い服の女の子が三階四階で窓の外を歩いているのを見ると亡くなってしまうという話もある。
また、それとは逆に生死の境をさ迷い生還した人たちにはある共通点があるという。
それはT大学が臨死体験した人たちにインタビューしたところわかった共通点。
三途の川のようなものが見えて、その先には鬼が何体か居て自分を呼んでいる。
しかし反対側からはその鬼の数よりも多くの家族や友人などが呼んでいた。
その臨死体験した人は亡くならずに生還した。
鬼の数よりも反対側から呼ぶ家族や友人の数のほうが多い場合は生還する確率が高いという話。
近い将来に学会で発表しようとしている教授もいるという噂も。
病院の死神