シリーズ第1弾 緊急検証!日本の怪村~絶対に行ってはいけない村がそこにある~
古くより、無数の村の集合体であった我が国日本。
その多くの村々は社会の近代化とともに街へと姿を変えてきました。
しかしその一方、今もなお、その姿を変えず残り続ける村も数多く存在します。
そんな日本の村の中には外部から完全に遮断され、独自の文化・伝統・習慣を継承し続けている村も少なくないと言われています。
部外者である我々の目には時に恐ろしく時に奇怪に映る村の数々、そしてそんな村にまつわるにわかには信じがたい噂や伝説。
今宵はそんな日本の怪村を徹底検証していきます。というロマンに満ちた番組。
キャスト:逸見太郎、大槻ケンヂ、辛酸なめ子、櫻井里佳、山口敏太郎、久田将義、草野葉一、牛抱せん夏
紹介された村々が以下である。
まずは隠れキリシタン村
場所はK県某所と紹介されたが、ここは神奈川県だろうか。
そして特徴としては
- 青いコンビニ横の小道が入口
- 周囲には十字架の墓・巨大なマリア像
- 修道服を着た女性が現れる
などが挙げられている。
しかし、神奈川県でも広すぎてこれだけの情報では曖昧なので特定がたいへん困難である。
更にもっと隠れキリシタン村にまつわる噂や特徴がないか調べると
- 集落の周囲はコンクリート壁やフェンスなどで隔離されている
- 集落の林道には廃屋がいくつか点在している
- 広いグラウンドや畑がある
- 教会のような建物も建っていた
- 地下壕がある
という情報もあげられている。
そもそもどこから神奈川の隠れキリシタン村の噂が広まったのだろうか。
どうやら噂が広まったのは特徴や画像があげられた、とあるサイトが発端だと思われる。
そこからネットや雑誌、口コミなどで広まり、尾ひれが付いたり情報が撹乱し都市伝説となり未知の村として知られるようになったみたいだが、実はそれらしき場所が本当にあった。
あるものはT久井の某集落が怪しい、またあるものはF野町の某宗教施設が怪しいと、いろいろ意見が出て議論が交わされていたが特徴が一致せず。
そんな中、想像していた隠れキリシタン村こそ存在しなかったものの、隠れキリシタン村の特徴にぴったり当てはまり、起源はここだろうと思われる場所を発見。
もし隠れキリシタン村のモデルがあるとしたら、それは神奈川県〇〇市〇〇〇〇のMがあるあの場所しかないだろう。
もちろんここは隠れキリシタン村ではないので住所は書けないがGoogleMapでも確認することができた。
まず、その隠れキリシタン村と噂されている場所は森に覆われている。
その森の周りはコンクリート壁やフェンスで囲まれ侵入ができなくなっている。
そのコンクリート壁沿いの大きい道路の向かいには青いコンビニも確認できた。
そして森へと続く道にぽつりと廃屋のようなものが建っているが、これは関係者の住宅らしい。
上から見てみると森に囲まれた中にはグラウンドが見え修道院も建っていて土葬っぽい墓地のようなものも見える。
そして敷地内には数体のマリア像があり。
もちろん修道院なので修道服を着た女性が現れても何の不思議もない。
そしてグラウンド横の現在建物が建っている場所は数年前までは畑があった。
これだけそろっていれば隠れキリシタン村で間違いないだろう。
他に、『人間の肝を食べる習慣が残る』や『別の隠れキリシタン村も存在?』という情報もあるが、関東では群馬県利根郡川場村にも隠れキリシタンが信仰したマリア像やキリシタンの墓があるのでたぶんここのことだろうか。