拍手(柏手とも言う)とは本来はとても神聖な儀式なのである。
神社などにお参りする際に打つ「二はくしゅ、二礼、一はくしゅ」や、一本締め(3回・3回・3回・1回手を打つ)や三本締め(3回・3回・3回・1回手を打つ×3)など、祭りや冠婚葬祭などめでたい時や感謝の意を表す際に行われる手締めというものがある。
その拍手とは反対に、手と手の甲を合わせて拍手する裏拍手というものがある。
呼び方は裏拍手の他にも逆拍手、逆手拍手などとも呼ばれることもある。
この裏拍手は遊び半分でも絶対にしてはいけない。
裏拍手とは死人が行う拍手で、死を歓迎する意味でもある。
手をだら~んとさせて手の甲を見せている幽霊もすぐにイメージできるし、手の甲を合わせて拍手することがあまり縁起の良さそうな行為ではないという感じもなんとなくする。
また、人が人に裏拍手することは「おまえはシネ」を意味することなのだという。
絶対にやってはいけない。
死者が逆拍手をしていたら...