心霊スポット名:白高大神(しらたかおおかみ)
心霊スポットに詳しい人物も白高大神は本当に怖いところと話す奈良最大の心霊スポットともいわれている。
ここはかつて霊能者である中井シゲノが興した宗教法人「玉姫教会」施設として使われていた。
1903年に産まれた中井シゲノは8歳のときに神が降りるという体験をし、それからは大叔母の元でシャーマンの修行を続けた。
22歳の時に失明してしまった中井シゲノは盲目が治るという観音菩薩を祀っている滝壺で滝行をすることにした。
その後1927年、突然「白高」という白狐の神がシゲノに降りたことにより目に明るい光や色が映るようになったという。
1934年、シゲノは夢のお告げに従い、夢に出てきた大阪の玉姫社という神社を探しだし、その夢のお告げのことを宮司に話すと祀る氏子のいない玉姫社を宮司はシゲノに譲った。
中井シゲノは玉姫社で修行を続けて、神を降ろしたシゲノは人の悩みなどを正確に言い当て、信者はだんだんと増えていった。
信者の中には政治家、官僚、会社経営者などもいて中井シゲノは有名な巫女となった。
そして中井シゲノが滝行の道場として奈良に開いたのが白高大神だが、その後は徐々に信者は減り1991年、89歳で中井シゲノはこの世を去った。
分かりずらい場所にあり朽ち果てた鳥居や廃屋、その奥には社祠があり、さらに奥へ進むと滝壺があり、その横にある穴は防空壕としても使われていたという。
放置され老朽化していてとても不気味なために心霊スポットとして知られるようになったのか、それとも放置されたこの場所でなにか元となる事件があったため心霊スポットになったのかは定かではない。
しかし、この神社へ連れて行った女の子が霊に取り付かれて頭がおかしくなってしまったなどの話もあり遊び半分で行くのはやめたほうがよいだろう。
場所:奈良県大和郡山市矢田町1392
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