心霊スポット名:景福寺山(けいふくじやま)
姫路城の南西にある標高51mの低山。
中腹にある景福寺公園(ホテルロンドン跡地)は姫路城十景に選定されており、展望広場とお花見広場は多くの観光客も訪れる。
景福寺山は全体の七割を墓地が占めているといわれ、江戸時代から続く古い墓地が多く、姫路藩士、江戸期の豪商、初代青野ヶ原捕虜収容所所長の墓碑などが山中に散在している。
江戸時代中期の大名松平明矩の墓もあり、状態はかなり悪く墓所を取り囲んでいた石柱などは崩壊している。
無縁墳墓は数知れず、景福寺に回収されている墓石は100は軽く超えているとも。
景福寺はもともとは摂津國にあったが兵火のため姫路に逃れ、坂田町に寺を建立、その後、藩主酒井忠恭の時に松平家の菩提寺があったこの場所に変わったと言われている。
江戸時代後期の5代姫路藩主・酒井忠学の正妻の喜代姫の墓所も景福寺に並んでいる。
昔から武士の無縁仏の墓が多数存在するためか地元住人のなかには気味悪るものもいる。
麓には2005年頃まで焼け落ちたラブホテル「ホテルロンドン」の廃墟があった。
全焼は免れたもののホテルとして営業再開するには被害が大きかったためそのまま放置されていた。
このホテルが建てられる前、元々この場所にあった多数の武士の無縁墓地の上にそのまま造成していたため、このホテルが焼け落ちたとき、人々は祟りのせいではないかと噂した。
また、土地開発業者がこの土地を開発しようと何度も試みたが工事に係わった人達が相次いで亡くなるという事が起こりいわく付きの場所として言い伝えられているという。
現在、ホテルロンドンは撤去されて跡地は景福寺公園となっている。
場所:兵庫県姫路市景福寺前
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