心霊スポット名:後藤別荘(ごとうべっそう)
後藤別荘は、明治大正期の民間毛織物業の先導者として知られる後藤恕作氏の個人別荘だった物件。
後藤別荘は1924年に、ひとつは各務原市鵜沼宝積寺町の木曽川沿いに建設され、もうひとつは岐阜市の金華山下の長良川沿いに建設されたが、1932年に後藤毛織は倒産して手放され、長良川別荘は市営長良川ホテルとして利用された。そして1970年に近鉄に事業譲渡するのを機に長良川別荘は関市池尻に移築されて「孫六苑・阿房宮」として1990年まで結婚式場・遊園地併設として営業された。
その後、孫六苑・阿房宮の建物は廃墟化し、心霊スポット化して肝試しにくる者も多かったという。
孫六苑・阿房宮は2000年代に取り壊されて現在は無くなって立入禁止となっている。
木曽川別荘のほうは戦後に米軍に接収され、その後、都築紡績の管理となったが数年後に取り壊された。現在は建物の一部が川上別荘の隣に移築、復元され「サクラヒルズ川上別荘」として結婚披露宴会場となっている。こちらの建物は心霊スポットではない。
木曽川別荘から木曽川沿いを坂祝駅方面へ2キロほど行くと「ラインボウル」というボーリング場跡地があり、ここも肝試しにやってくる者もいたが、現在は解体されて無くなっている。
場所:岐阜県関市池尻
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